「エネルギートランスフォーメーション(EX)研究会」 会員募集のご案内

 このたび、東京大学エネルギー総合学連携研究機構、国際オープンイノベーション機構は、安心安全で豊かなカーボンニュートラル社会を実現するためのエネルギーシステムについて、東京大学の教員と企業の皆様で検討する「エネルギートランスフォーメーション(EX)研究会」を立ち上げます。

 我が国は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを世界に向けて宣言しました。安全性を前提に安定供給、経済性、環境性(S+3E)を確保してカーボンニュートラルを実現するためには、エネルギーシステムの大きな改革が必要です。エネルギー分野では既存の技術を超えた革新的技術の研究開発が求められ、安価な再生可能エネルギー、水素・アンモニア、エネルギーの転換・輸送・貯蔵、二酸化炭素の有用物質への転換など、対象となる技術は多岐に亘ります。また、エネルギーシステムは多くの産業や人々のくらしに影響を与え、その改革には経済、政策や規制などの仕組みへの取り組みが必要です。

 エネルギー総合学連携研究機構には、これらの広範な分野について研究を行っている教員が、東京大学10部局より約60名参画しています。本研究会においては、本学教員からカーボンニュートラル社会の実現に向けた動向、最新の研究内容を報告するとともに、企業の皆様との質疑・議論を通じて、エネルギートランスフォーメーションについての検討を進めて参ります。

本研究会の会員種別として以下の2種類を設けました。
 ・Regular会員:年3回の研究会と併催される情報交換会に参加可能
 ・Premium会員:上記に加えて年3回程度の研究会(計6回程度)および情報交換会に参加可能
 Premium研究会では、会員企業の課題を相互に共有し、解決策を探るとともに、企業・業界間連携の可能性を検討

是非ご参加をご検討いただきたく、よろしくお願いいたします。

1.エネルギートランスフォーメーション研究会 Regular 活動内容

〇 研究会の開催
(1) 年3回程度の開催を予定(会場・Webのハイブリッド方式を予定)

(2) 研究会の内容
  ・東京大学から、S+3Eの前提の下でのカーボンニュートラルに向けた最新の動向、研究の状況を報告
  ・参加企業の皆様との質疑応答、議論
  ・コロナの感染拡大の状況によるが、可能な限り情報交換会(懇親会)を実施する予定

〇 研究会主査 
 東京大学大学院工学系研究科 電気系工学専攻 教授 松橋 隆治
  (エネルギー総合学連携研究機構 機構長)

参加費
・年間15万円/社(消費税別)(毎年4月1日~翌年3月31日を各年度とし、年度ごとに費用をいただきます。)

2.エネルギートランスフォーメーション研究会 Premium活動内容

〇 研究会の開催
(1) Regular会員と同じ研究会にご参加が可能、年3回程度(会場・Webのハイブリッド方式を予定)
 上記に加え、分野ごとの研究会、少数での東大教員との議論、企業間の議論などの場を、ご要望に応じて開催予定(Regular会員に加えて各社年3回程度の参加が可能

(2) 研究会の内容
  ・東京大学からS+3Eの前提の下でのカーボンニュートラルに向けた最新の動向、研究の状況を報告
  ・参加企業より、各社の活動内容や課題認識を紹介
  ・カーボンニュートラル社会実現に向けた解決策、企業・業界間連携の可能性の議論・検討
  ・関係者の情報交換の場(懇親会)を設定、先進的な実施・実証事例の見学会も企画する予定
    (コロナ感染拡大の状況による)

〇 研究会主査 
 東京大学大学院工学系研究科 電気系工学専攻 教授 松橋 隆治
  (エネルギー総合学連携研究機構 機構長)

参加費
・年間50万円/社(消費税別)(毎年4月1日~翌年3月31日を各年度とし、年度ごとに費用をいただきます。)

3.お申込み

  下記入会申込書に必要項目を記入して、以下お申込み先までメールでお送りください。
  申込書を受付後、(一財)総合研究奨励会より請求書をお送りします。

<お申込み・お問合せ先>
  エネルギートランスフォーメーション(EX)研究会事務局
  Mail:ex_jimukyoku.t@gs.mail.u-tokyo.ac.jp